新築した10階建てのオフィスビルが、あまりにエコ過ぎて住めなくなりました。

どういう経緯で、ノマドワーカーになったのかを説明すると、こんな感じです。

たまたま、新築した10階建てのビルが、あまりにエコ過ぎて住めなくなりました。

普通に、このビルで仕事できなくなりました。

 

私は、匂いアレルギー体質だったんですね。それも、けっこうな高感度。

びっくりです。

 

そういえば、小さい時から”きゅうり”が嫌いでした。

当時、小学校のあまり美味しいとは言えない給食で、決定的になりましたね。

小さく刻んたきゅうりの匂いが拡散してきて、困りました。

今ではもう、数メートル離れた場所からでも匂いをサーチ出来ます。

なので、きゅうりの入った料理を食べている人をみつけたら、室内の風の流れを読む。

そしてその人の風上側に座って食事をしています。

 

もう、10年前になります。

勤めている会社では、オフィルビルの老朽化対策が始まりました。

ほぼ、全棟の建て替えが順次始まりました。

究極のエコビルを建てたんですね。10階建てです。

でも、窓がたくさんある明るいビルは、どの窓も開かないんですね。(落下防止と、エコ空調)

集中暖房、冷房システムらしいです。

省エネ空調のなので、結構、くるくる空気が全棟を循環してるようです。

 

私は、いち早く反応しました。

そして、仕事にならなくなりました。

 

私は、窓の開く6階建てのオフィスからの引っ越しでした。

そう、すぐ隣のビルなんですけどね。

 

あれっ?、”寝るは寝る”は、知らないうちに瞼が重くなって、”机で寝て”ます。

なんか、視野が狭くなるような感じ。

なんか、瞳孔が開いて眩しくしかたない感じ。

なんか、息苦しくなるような動機が激しくなる感じ。

そして、ツーンと嫌な匂いが充満しているのがわかるのは、私だけでした。

 

ビルから出れば、頭スッキリ、冴え渡る。

なので、仕事は、元の6Fビルにある、凄い外気の排気能力のある食堂に移動します。

なんといっても、この空調を利用すれば、きゅうりを食べている人の風上に座れば、その匂いを

まったく感じないぐらい凄いですからね。

 

オフィスの机を離れて、壮絶空調付きで、窓も開けられる、食堂中心で仕事を始めました。

次の新ビルへの再度の引っ越しでは、この6Fの個室空調付きの実験室を住まいとしました。

自分の属する組織の部屋には、自分の机がありません。 

ノマドワーカー完成です。