3訓です。 必ず、この訓の意味を咀嚼して、正しい行動、正しい選択をされることを祈ります。

3訓を、ここに残します。 

必ず、この訓の意味を咀嚼して、正しい行動、正しい選択をされることを祈ります。

 

(その壱) 毎日、顔をあわせて、常に連携をとり、互いの認識がズレないようにしましょう。
       → 多様性の消失

(その弐) 効率性をあげ、むだな仕事や、研究はしないようにしましょう。
       → 遊び心の喪失

(その参) 自分の仕事に直接関係ある展示会にいき、最新の業界の動向に注視しましょう。
       → 視野の縮退

”正社員なのにノマドワーカーを勧め”るかというと、そうではありません。

”正社員なのにノマドワーカーを勧め”るかというと、そうではありません。
みんな真面目に、きっちりと仕事して欲しいです。でないと私の存在もありえません。

私に近い考えで、共鳴される方は、”変人の道を勇気をもって”進みましょうね。
ノマドワーカーは、魅力的ですよ。

ここまでを、簡単にまとめますね。
私は、正社員なのにノマドワーカーになりました。
たまたま、なりました。
そして、今は、いろんな関係性のなかで、ノマドワーカーとして成立できています。

自分のアレルギー体質と、会社の新築ビルの空調システムのと相性が悪くて、
新築した大部屋のオフィスで仕事ができなくなったのがキッカケでしたよね。
んでもって、隣のビルの実験暗室を住処として、主に、食堂で仕事するスタイルになりました。
根っこには、独立指向や、孤独にも比較的耐えらえる特性が根底にあるかなとも思います。 

また、チーム員としての安定性と、ノマドワーカーの自由度を両立する方法も工夫もしました。たまたまなったノマドワーカーですが、そもそもこのスタイルを志向する特性はありましたね。

そして大抵は、孤独なノマドワーカーに成りますよね。
しかし、会社以外のネットワークに参加することで、会社内とは異色の環境にも繋がりました。
社外への関心がどんどん増えたし、考える視点もどんどん増やして幅を広げ続けます。
こんな感じでまとめてみました。どうでしょう。

さて、みなさま。
私は、みなさまには、このようなノマドワーカーの道はお薦めしません。

組織メンバーは、みんなで歩調を合わせて、同じ方向に手を取り合って進んでいくべきですよね。
仕事の効率的もどんどん改善して、より早く、より簡単に作業が完了することを目指しましょう。
勿論、あまのじゃくな行動や、奇を衒った行動は、組織の和を乱します。
それだけでなく、組織の目標さえも混乱させる要因にも成りえます。

まずは、現在のやり方を、しっか身につけて、さらに効率を上げて行きましょう。
そもそも、なんでこれやってるのかなどは、まず横に置きましょう。
現在の作業効率上げましょう。
そして、その時間で、この先に何を取り組んでいくべきかを考える時間を作りましょう。
そうすることが、安定的で、妥当なやり方だと思いませんか?

多くのみなさまには、ノマドワーカーはお薦めしません。
そして、みなさまには、私の”変人性”を、もっと活かしましょう、活用しましょう。
そうでないと、私の存在意義が薄まったり、無くなったりしてしまいますので。

普通に、海外含めてネットで仕事やってる。ノマドやってる。

BBT大学の授業の中で、Googleジャパン本社を訪れる機会を得ました。普通に、海外含めてネットで仕事やってる。問題なく(問題を乗り越えて)ノマドやってるのを確認で出来ました。

これが最先端の企業の、感性なんだ。感覚なんだ。ひとりで、感激してましたね。
私は、研究型の企業には、常日頃、遊び心が必要だと思っています。
もう、3年ほど前になりますね。

セキュリティの高いドアの向こう側。
本当に、入り口のとこらへんは、遊び場みたいになってました。

そこには、サッカーゲーム台(手動式)がありました。
少しだけ、触ってきました。
横に棒が何本も橋渡しになっていて、ノブをくるくるまわして、
そこに貼り付けてある人形が、小さなボールをキックするやつです。
懐かしい感じのサッカーゲームです。

googleジャパン(六本木ヒルズ)のオフィスに着きました。
私たちは、入ってすぐの会議室に案内されました。
そこで、直接、google社員の2人から、googleの仕事振りを伺いました。
十数人と、1Fのフロアーで待ち合わせして、
BBT大学のプロジェクトの先生と、学生達と、凄く早いエレベーターに乗っての訪問でした。

Googleジャパンは、全世界にある時差のある支社(ブランチ)と、メール、チャット、ビデオカンファレンスを駆使して、普通に仕事をしている様子を紹介して下さいました。
あれっ、これが、ここでは普通なんだ。

当時、自分の勤めている会社では、ビデオカンファレンス専用ルームがあって、
予約制になっていて、何日の何時から打ち合わせやるとなると、大騒ぎでしたね。

なのに、ここでは、一人一人のモバイルPCから、連絡を取りあって、
仕事をうまく回している様子を感じることができました。

なんだ、これが普通でいいんじゃん。
問題なくできるよね。
実際、できてるんだし。
これが、その時に率直な感想です。

ノマドワーカーの私としては、とても、心強い感じを覚えたのを記憶しています。
ネット上で、チャットで仕事する。
離れていても、時差があっても関係ない。

顔合わせてのミーティングなしでも、やっぱり、ある程度いけるんだ。
むしろ、このほうが仕事を効率的に、こなしていると感じました。

ここでBBT大学が登場。 いろいろあって、入学しました。

ここでBBT大学が登場。 いろいろあって、入学しました。そうすると、今までよりも、もっと広く、もっと緊密な関係と、セレンティプティーの機会を得ることができました。

そういえば、最初の大学は、物理科だったりします。
もう何十年の前になりますね。
理系だけの大学だったので、同種族の集まりでした。
非常に偏った集団でしたね。

数十年の後、
BBT大学に、いろいろあって入学しました。
驚きました!
ここは、種族が違う。
でも、共通項も多い。

今回のBBT大学での経験は、とても刺激的でした。
あっ、ビジネスブレークスルー大学の略称ですね。新興の大学で、ネット上の大学です。
経営学科?、経済学科?の違いも理解しないまま入学しました。
いろいろあって、”企業内一人中小企業社長”に必要な、スキルを身につける為に入学しました。

私にとっては、どれもこれも、初めて触れる内容ばかりでした。
フィールドワークというのがあって、初めての経験でした。
これって、理系なら実験に相当するんでしょね。
社会実験という位置付けになるのかもしれませんね。
とにかく実験は楽しいですからね。
答えがいっぱいあるというのも、やっぱり、面白いですね。

しかし、私は、黙々と学ぶつもりでした。
でも、大学の方針が、”集合知の醸成”ということで、学友との関係性を大切にしろっと。
なので、僅かながら繋がり始め、オフ会も含めて、四年間で互いの関係も深まりました。

ここからは、大学のCMみたいな内容になりますね。
頼まれて書いている訳ではないですよ。
でも、卒業できそうなので、自己肯定もしたいんでしょうね、いい感じに書いてしまいます。
ノマドワーカーとして、1人で仕事していますから、この大学での”学友との繋がり”は救いでした。どれほどか想像できますよね。

日々、暗室や、食堂で仕事している私にとっては、セレンディピティの宝庫です。
多様性という意味でも、これほどの幅を感じたことがありませんね。

大学で学なかで出会うセレンディピティは、
会社の中で机を並べている同僚と出会うモノとは桁違いです。
その領域の広さ、関係性の深さ、化学変化の大きさは、
会社のなかでは決して得られませんね。

ノマドワークでちょっと困ったのは、雰囲気や香りに近い情報がなくなったことと、セレンディプィーの機会が減ったことです。

ノマドワークを行うようになって、ちょっと困ったのは、なんなく知らないうちに入ってくる雰囲気や香りに近い情報がなくなったことと、セレンディプィーの機会が減ったことです。

人間は、やはり五感で全体として感んじているのでしょうね。
目に入らない、触れない存在は意識から消えていきますね。

はっきり言って、自分の上司が誰なのか興味がなくなってきました。
まだ、直属の上司はわかっても、その上となると曖昧なのが実情ですね。
正直、どうでも良いかなーと感じてます。

そして、少し前から所属する組織に、自分の机すら無くなりましたね。
もう、何年も自分の机に座らなかったですからね。
なので、私が向こうが見えないのと同様に、私の存在も消えました。
食堂で、偶に出会う知人は、まだ会社に居たんだって風な視線で見てきますからね。

でも、顧客は、これまで以上に意識します。
勿論、メンバーや関係者は、常に自分の意識内にあります。
まさに、企業内中小企業社長にとって必要な範囲で、比較的小さくも濃密な関係性になっています。
困ることは、こんな感じです。
支障が出ないようね工夫や努力にも関わらす、社内事情で困ることもポツポツ出て来ます。
ノマドワーカーの宿命でしょうね。

うーん、当たり前情報が入ってこないですね。
知ってて当然という感じの前提条件に近い部分は、なかなか伝わってきませんね。
特に、社内の雰囲気の変化や、力の入れ具合など、
実際のその場での顔色や声などの熱量を感じることがないので、
この辺のニュアンスを掴むのは難しいですね。

それと、偶然が巻き起こす化学変化の種、偶然の出会いが起きにくい。
いわゆる、セレンディプティーが起きにくい。

一人で離れて仕事をしていると、思考や、情報源がどんどん狭くなっていきます。
そこで、揺らぎの要素が、やっぱり大切だと思いますね。
様々な刺激があるには越したことないですからね。

実験暗室は、共用施設なのでそこに訪れるメンバーからは、いろいろ影響や刺激を貰えます。
でも、その刺激にも偏りが大きいです。

メーカーの開発部門の中の、設計部門で、しかも、光学関係のエンジニア。
もう、これはニッチな人たちの集団ですからね。
社内ノマドワーカーの宿命を、どう解消するか困ってしまいますね。

社内ノマドワークを行うようになって、気づきました。これって意外と、生産性高いよね。

社内ノマドワークを行うようになって、いろいろ気づきました。毎日毎日の打ち合わせや、頻繁におこなわれる会議は参加しなくてもある程度いけます。寧ろ、生産性高いよね。

互いに生産性をあげようと言い合って、実は、互いに生産性さげてるんじゃないの??
ノマドワーカーをやっていてる、私からは、そんな風に見えます。

かつて、みんなと席を並べて、大部屋に居たことがありましたっけね。
10年前ですかね。
なんか懐かしいです。

大部屋では、突然、質問されたり、報告を求められましたよね。
集中している思考を中断されるのは、ほんとストレッサーそのものでした。
以前は、ほんとうに仕事に集中できない状況でしたよね。

今は、自分のペースで働けるのが、いいですよね。
集中している時に横から割り込まれることがほどんど無くなりました。

打ち合わせが必要な場合は、食堂に来てもらいます。
事前にチャットで問い合わせが来て、時間調整もやりやすいです。
そして、実際には、滅多に相談に来ないです。
本当に必要な場合でしか、打ち合わせに参加しなくなりました。

電話も無いのと同じです。
実際は、専用の電話はあるんですよ。
でもバイブモードにしています。
集中している時は電話は、意識の外です。なので、滅多に気がつきません。

でも、ときどき、私が食堂にいるの知っててやってくる突然の訪問者には困惑します。
今の仕事スタイルの慣れた私にとっては、驚きの感情を持つことさえあります。
そこには、マイペースが乱れるのを極端に嫌う自分がいますね。
勿論、おとなの対応をしますよ。
ある意味、彼らには、オフィスから離れた”癒しの場”を提供しているとも言えますからね。

ノマドワーカーになってからは、基本、1人でモバイルPCに向かって思考しています。
そうですね、以前の大部屋の頃に比べて、明らかに生産性は上がってますね。
2倍〜3倍は上がった気がします。

特に、チャットが有効です。
ニュアンスや、感情伝えられます。ノマドワーカーには必須ですよね。
チャットは、がんばれば、同時に3人まではいけます。並行して、全く別の話しができます。
時々、ウィンドウ間違えて書き込み、楽しいトンチンカンな状態になっちゃいますけどね。
電話だと無理ですよね。だって、耳が2つ(両耳)しかありませんからね。

今は、日々、こんなふうに仕事生活をおくっています。

今は、日々、こんなふうに仕事生活をおくっています。自分の実験机にいって、食堂にいって、社内の図書室いって、そこから帰宅します。誰とも話さない日もあります。

ある日ノマド生活を少し紹介します。
どう思いますか?

◯月◯日 
朝、実験机に直行。
メールチェックします。
このビル以外の打ち合せは、全て不参加で返信。 
参加必須なら、食堂に場所変更を要請しました。

昼、このビル内に唯一ある、カレーと麺だけ専用食堂で食べ続けています。
もう10年になるんですね。この食生活も凄いよなー。
食堂は、空気最高です。
隣のビルと繋がっていて空気が流入する場合もあるけど、食堂は窓が開くので安心です。
今日はいつものではなく、ドライカレーを食べました。
新館の定食食堂(新館)があるんですけどね。
そこには行けません。

午後、携帯モニターとは言えない卓上用の17インチを小脇に抱えて移動します。
バイルPCと、延長ケーブル、バッグも持って食堂に移動します。
あらら、研修会で食堂を占領されてる。
邪魔だと言われて図書室へ移動。
残念ながら、アイデアに詰まったので、撤収し、帰宅します。

この日は、帰宅途中の駅のカフェでアイデア出しを再開しましたっけ。
こんな感じでしょうか。
やっぱり、カフェのほうが落ち着くよね。ノマドワーカーの原点ですからね。

そういえば、来客者との打ち合わせを、ファミリーレストランで行ったこともあります。
勿論、応接室のあるビルにも立ち入れまません。
なので、社外で打ち合わせさせてくださいってお願いしました。
不思議がってましたね。本当に社員なのかって疑われましたっけ。
 
今日はなかったけど、毎週1回は、所属チームでの打ち合わせを食堂でやります。
メンバーには、感謝感謝です。
私は先回りして、食堂の窓際の机を並べ直して準備します。

冬は、食堂の大きな窓から冷気が入り込みと底冷えします。
みんなはコートを持参し、私はホカロンを複数ポケットに入れて待ち構えます。
なんか、この状況は、とっても楽しい時間でもあります。
でないと、まる1日、誰ともしゃべらいない日もありますからね。